地球と地球上に生きるすべての生物に畏敬の念を持ち、責任感ある人間を育てるため、
環境問題への理解、活動は、モンテッソーリ教育のコスミック教育、平和教育に含まれる大切な内容です。

モンテッソーリの小学生はとにかくよく歴史を学びます。

歴史を学ぶ中で、地球の環境が変わり、それに順応できなかった生物たちが絶滅していく、それが繰り返し地球上で起こって来た事実を1年生から自然と学んでいきます。



例えば動物をペットとして飼い、あなたがそのお世話をしなかったら、ペットはゴミや汚れにまみれ、いずれは病気になり、死んでしまうでしょう。それと同じで、地球も私たちがお世話して大切にしなければ、地球はいずれ病気になってしまいます。

そして、私たち人間も地球の一部なのだから、地球が病気になったら、、私たち人間もいずれ病気になってしまう。

地球は、宇宙から誰か他の人が飛んで来てお掃除してくれることはありません。
私たち自身が地球をきれいな状態に保たなければ、他にやってくれる人はいないのです。

私たちの地球が「健康な」状態でいるためには、地球は何を必要としているのか、そのために、社会や個人がどうするべきか。

モンテッソーリの小学校では、環境改善に貢献した人や組織について研究発表したり、ポスターを作成したり、個人ができることを作文にしたり、

一つの物をとりあえて、それはどのように作られて、どのように使用されてどのように捨てられるのか、そのプロセスをもっと環境に優しくするために出来ることをリストしてみる、などなど

とにかく色々なアクティビティがあります。

地球が健康な状態だったら、その中に生きる生物が受ける恩恵も大きいのです。
息子達が通うモンテッソーリスクールでは、常にポジティブな姿勢で、環境に配慮しているなと感じます。

ただ、家庭におけるごみの分別は、アメリカと日本ではずいぶん異なっています。

州や市によって異なるのですが、私たちが住む町では、ゴミは「リサイクルできないもの」と「リサイクルできるもの」に分けるだけ。

瓶や缶、ペットボトル、紙など、リサイクルできるものはまとめて各家庭に配られているリサイクル用の大きなケースに分けて、2週間に1回、回収されます。瓶も缶もペットボトルもごっちゃまぜです。

そして、ゴミ処理場で、多くの人手を使って、収集されたリサイクル可能なものを種類別に分別するのです。

リサイクルできないゴミは、もう1つの、各家庭に配られている大きなケースに入れてこちらは1週間に一度、回収されます。日本のように焼却されるのではなく、埋められます。

ゴミ収集車は、日本の3倍くらいあるんじゃないかと思うほど、大きなものです。

こんなにゴミ出しが簡単だと、ゴミもなかなか減らないだろうな。。。と感じます。
ゴミを出す側にとっては楽でも、子ども達がリサイクルを実感し難いシステムだとも感じます。



それに比べて、日本の家庭におけるゴミ分別の細かいこと。ゴミ収集の日本とアメリカの違いを知り、意識を高めるきっかけになったらと思い、

日本滞在中に、広島市西区にある、ゴミのリサイクルプラザへ息子達と見学へ行ってきました。

施設の紹介のビデオを見せて頂いた後、分別場の見学です。

まず収集されたゴミが長いベルトコンベアに流れてきます。
ガラス越しにその様子を長い廊下を歩きながら順番に見学させて頂きました。

最初に分けられるのはダンボール。力の強そうな作業員の方が、ダンボールだけをみつけて、決められた場所へどんどん落としていきます。その後も布類、紙類、ガラス等、種類別に担当の方がいて、見つけては下へ落としていきます。







そのときの見学者が、私たち3人だけと少なかったので、特別、下にある仕分けされたものが落ちてくる部屋も見せて頂きました。



集められた布類はこんな状態です。



缶類は圧縮されて再生工場へと送られます。



こんなものもリサイクルで作られたんだね!



放置自転車を修理して販売されていました。きれいなパーツのみ使うので、3台の放置自転車から1台が出来るくらいの割合だそう。そういえば、放置自転車はアメリカでは見かけたことがありません。



あ、ミミズコンポスト!これは我が家もやってますよ!生ゴミの処理には最適だと思います。日本でも広まって来ているのでしょうか?



真夏日で、汗をかきかき電車を乗り継いで見学に行ったのですが、子ども達も私も学ぶことが多かったです。

広島では家庭ですでに8種類に分別されてゴミが出されるけれど、

リサイクルできるものはすべてごっちゃまぜにして出すアメリカでは、きっとこの広島のリサイクルプラザで分別作業に携わっておられた人数の何倍もの人手を使って、種類別に分別しているのでしょうね。

それに気になるのは、アメリカで「リサイクルできないゴミ」として捨てられ、埋められるゴミの量。いくらアメリカが土地が広く、土地が余っているとは言っても、地球のため、ゴミを少なくする努力はしていかなければ!


息子達と、アメリカのリサイクル場にも、見学に行ってみたいねと話しています。



今日も読んでくださってありがとうございます。また遊びに来てくださいね。
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