モンテッソーリ教育の幼児期で使われる「3段階の名称演習」はとても有名ですね。

 

例としては、語彙を増やす活動として、ミニチュア模型を3個程度置き、(第1段階)これは◯◯です。と先生が名称を伝える。(第2段階)◯◯はどれ?と聞いて子どもに選んでもらう。(第3段階)これは何?と名称を聞く。

 

この練習を始めて知った時には、小さな息子にいきなり「これは何?」といきなり名称を聞いてしまっていた自分を反省するとともに、発達段階を見ながら次の段階に移る時期をよく考慮する必要性を、なんてモンテッソーリ教育らしい優しい気配りだろうと感動したものです。

 

さて、中学生クラスでも3段階レッスンが使われるのですよ。一体どういうことでしょう?!

 

中学生クラスでは、常に歴史や政治、物理や化学などのトピックがあり、3ヶ月、6ヶ月、10ヶ月などのスパンで次のトピックに移っていきます。

 

第1段階では、先生が基本となる情報を教えます。講義形式の時もあり、少数グループ内で説明する時もあります。

 

第2段階では、個人で、あるいはグループで、そのトピックに関する研究を行います。研究内容は、いくつかの選択肢があり、その中から自分のやりたい内容を生徒が選びます。

 

第3段階は、その内容をマスターし、皆にプレゼンテーションしてシェアします。プレゼンテーションはパワーポイントに限りません。なるべくクリエーティブにすること。そして複数のグループを様々なやり方で1つにまとめ、発表します。

 

 

中学2年生のガイの担任の先生は今年は二人なのですが、そのうち一人の先生は、このモンテッソーリスクールの先生になるまでは普通の公立中学校の先生をされていました。

 

その先生によると、普通の公立中学校では、第1段階(先生が講義形式で教える)がメイン。第2段階(トピックに関する個人、あるいはグループでの研究)は時々やる程度。そして第3段階は皆無だったとのことです。

 

モンテッソーリ中学校ではそれが逆で、第1段階はほんの少しだけ。(1日の数時間だけ、とか。長くても数日)

第2段階には1週間から数週間の時間をかけ、

第3段階はもっと長く時間をかけるのです。

 

生徒の研究で、先生が知らなかったことも毎回出てくるのですが、モンテッソーリの先生にとっては、生徒から教わることが多いのは「モンテッソーリ教師冥利に尽きる」そうです。普通の公立中学校の先生をされていた時は、生徒から新しい知識を学ぶことはあまり歓迎されなかったと言われていました。

 

今日は一年に数回ある、第3段階のプレゼンテーションの日でした。生徒たちのクリエイティビティーには本当に驚き、こんなに楽しく歴史や政治を学ぶことが出来るのかと、モンテッソーリ中学校まで子供を通わせられて本当に良かったと、感激した一日でした。

 

その様子は明日のブログで書きますね。

 

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