早いもので、長男ガイ(13歳)は9月からモンテッソーリ中学校の1年生になりました。中学校は2年間だけで、その後は地元の公立高校(4年間)に通う予定です。

 

中学生になって1ヶ月過ぎましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

 

⭐とにかく学校の外に出ての活動が多い

 

1週間目:入学初日は、クラス全員で、車で45分のところにある州立公園で丸一日過ごしました。はい、初日からです! 氷河期にできたという特殊な地形にある湖での屋外授業。このクラスでの規則や仕事の説明もこの時にあったようです。

 

2週間目:1週間、泊まりがけで農場内になる他のモンテッソーリスクールで過ごす、というのが1年間に3回あります。新学期が始まってすぐの、2週間目は早速その第一回目でした。3校のモンテッソーリスクールの中学生が集まり、共同(一部屋4ー6人)で過ごします。金曜日に帰宅した日は、仲良くなった他校の友達にしばらく会えないと、とても寂しがっていました。

 

3週間目:この週は2日間、近くの湖にて一日中、ボートを漕ぐレッスンを受ける。運動大好きで毎日のように運動していて、筋肉もあり男らしい体格になってきている息子ですが、それでもいつもと違う筋肉を使うレッスンで、楽しくも大変だったようです。

 

4週間目:金曜日の放課後に、近所のファーム(実はクラスメートのお宅)で親も一緒の野外パーティ。この日は、クラスメートの家に皆で朝からお邪魔して、このパーティの食事の準備をしたそうです。

 

「ちょっと、遊び過ぎじゃないの?!ちゃんとお勉強もしてるの?」と私にからかわれるほど、毎日毎日それは楽しそうに学校に行きます。

 

 

 

🌟マイクロエコノミーの活動が始まる

 

モンテッソーリ中学生のクラスでは、マイクロエコノミーという活動が3つあります。1つはオーガニックカフェの運営、1つは毎週木曜日に学校中のランチを提供すること、そしてもう1つはショップの運営です。

 

ガイは「毎週木曜日に学校中のランチを提供する」委員になったようです。食べ物を販売するには資格が必要です。その資格取得のためのオンラインコースを学校で受講したそうです。今年のクラスでは新たな試みとして、オンラインで保護者が注文できるシステムを作ること(これまでは全て申し込み用紙に記入して学校に持っていく形式でした)、それから、メニューにパスタを追加することだそうです。パスタソースはショップの運営の委員の生徒達が手作りするそうです。

 

ガイは3−6歳クラス(3クラスあります)のうちの1クラスと、トドラークラス(1ー3歳児)の担当だそうです。この2クラスを担当するのはガイ一人だけですから責任重大です。

 

というのも、実は私たちが過去にこのランチを注文しておいたのに、中学生クラスの子の処理ミスで、ガイはランチをもらえなかった、という残念な記憶があります。ガイはその時の悲しい思いをよく覚えていて、「小さい子達にあの悲しい思いは絶対にさせたくないから、すごく気をつけてる」のだそうです。

 

このマイクロエコノミー活動の利益は、年度末のクラスの旅行に使われます。

 

息子もすごくやりがいを感じているようで、来年中学2年生(最高学年)になったら、このランチ提供ビジネスのマネージャーに立候補するんだと言ってます。

 

🌟手帳と宿題と、宿題通知

 

入学初日に、1年間使う手帳が配られました。中学生クラスではこの手帳を日常的に使い、時間管理を徹底して身につけます。

それぞれのお仕事、それを終了する予定日、宿題の提出期限などがクラスのホワイトボードに書かれていますが、その中で自分に関係する期限を自分の手帳のカレンダーに書き込みます。

 

毎週、15項目位のやり終えないといけない仕事があり、忙しいようです。時間管理をきちんとしないとあっという間に宿題が増えます。期限が近づいていると、朝もできるだけ早く登校して作業したいようで、弟を急かしています。

 

そして、宿題を期限までに提出しなかったら、「宿題通知 ホームワークノーティス」と書かれたお手紙が先生から渡され、保護者のサインをもらってこないといけないという決まりがあります。どうして提出できなかったか、いつまでに提出するかを生徒が書き込んで親に渡します。

 

宿題通知は新入生にはそれはそれはショッキングな出来事のようです(笑)

 

ガイは中学生になってから、「今週の何曜日は宿題をやるつもりだから、他の予定を入れないで」等言ってくるし、きちんとやっているようだったので心配していませんでしたが、ある日

 

「お母さん、ごめんね。ホームワークノーティスが出ちゃったからサインしてくれる?」と一枚の紙を持って帰りました。

 

手帳が自分のロッカーに見当たらず(結局友達のロッカーに間違えて入っていた)、来週月曜日だと思っていた締め切りが、実は今週金曜日だったと。その日の空き時間にその宿題をやってもう提出したけれど、お母さんのサインは必要だからということでした。

 

さすがにもう持って帰らないだろうと思ったら、2週間後にまた1枚! 今度は、ホワイトボードに書かれていた提出期限を手帳に写し間違えていたそうです。どうやったらそんなミスを今後防げるか、自分で考えた対策が書いてありました。

 

 

 

🌟テストも普通にあります

 

全員が同じテストを受けるわけではありません。が、同じくらいの進度の生徒達は同じテストを受けます。小学校まではお仕事の内容を理解したかどうかの確認はありましたが、あくまで個人的な作業だっただったので、こういうテストは初めての経験です。

 

最初のテストの前はそれはそれは一生懸命準備していました。ボキャブラリーのテストだったのですが、高校生レベルです。インターネットで、ボキャブラリーテスト用のサイトを見つけてきて、覚えなければいけない単語と意味を入力して、模擬試験?のようなものを自分で作っていました。こういうところはコンピュータやプログラミングが好きな息子らしいです。

 

さて結果は…見事100点! ボーナスポイントももらえて110点だったと嬉しそうでしたよ。

 

もう大人が読むような本も普通に読みますし、数学と言語は小学校時代からずっと好きな分野ではあります。

 

それにしても勉強しなさい、宿題しなさい、なんて一言も言わずに、ただ見守るだけ。それでも自分で予定を立てて頑張っている姿が見られて、心強い限りです。

 

私が中学生の時は、先輩に敬語を使わないといけないとか、容姿(私の場合は髪の毛)をからかわれたりとか、テストで100点を取ったら妬みからいじめられたりとか、良い思い出がないのです。

 

モンテッソーリスクールの中学生は、それぞれ個性がありますが、まさに「みんな違って、みんな良い」。そして、一人一人が社会のためになることを、自分ができることを考えて、実行している。年頃なので、容姿に気を使ったりするようにはなりましたが、もっと大きな世の中に目が向いている。そんな感じです。

 

長くなるので、今後も少しずつ、報告していきますね!

 

読んでくださってありがとうございます。またぜひ遊びに来て下さい。

にほんブログ村 教育ブログ モンテッソーリ教育へ

 

 

 


Link

Profile

Search

Calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • 地域ボランティア活動 モンテッソーリ小学校4−6年生クラス
    Asako
  • 地域ボランティア活動 モンテッソーリ小学校4−6年生クラス
    Mari
  • 地域ボランティア活動 モンテッソーリ小学校4−6年生クラス
    Asako
  • モンテッソーリ小学校1−3年生課程のディプロマを取得しました
    Asako
  • 地域ボランティア活動 モンテッソーリ小学校4−6年生クラス
    Mari
  • モンテッソーリ小学校1−3年生課程のディプロマを取得しました
    Ricore
  • 相良先生へ 感謝の気持ちを込めて
    suzume
  • 外で仕事がしたくなるお年頃
    Asako
  • 外で仕事がしたくなるお年頃
    suzume
  • 外で仕事がしたくなるお年頃
    Asako

Other