ガイ(モンテッソーリ小学校5年生、10歳)がルービックキューブに夢中になって2ヶ月。
大会に出たいと言い出したので、そんなに出たいならと、大会に登録しました。

前日から「ぼく、明日のトーナメントがすっごく楽しみだけど、緊張する〜」とソワソワ、ソワソワしていました(笑)

この大会、我が家から車で20分位の小さな町で開催されたので、ローカルな地域の大会だろうと私、大きな勘違いをしていました。
周りの人たちと話すと、他州からはるばる来ている人ばかり。なんと、アメリカのトップレベルのプレーヤーたちも参加する、れっきとしたオフィシャルな大会だったのでした。

でもそんな大会に誰でも、息子のような、始めてまだ2ヶ月の、何の実績もない子供でも参加できるなんて。まだまだルービックキューブの世界は小さいのでしょうか。

会場は、ガイにとって夢のような空間でした。


すべてのテーブルには、ルービックキューブを持った人ばかりで、皆、カシャカシャ手で回しながら、おしゃべりしています。
自分からどんどん話しかけたり、話しかけられたり、この一日でいったい何人の友達が出来たんでしょう。
見たこともないようなキューブを手に取って試したり、同じテーブルの人に話しかけて手法やコツなどの話に花が咲きます。



同じテーブルにたまたま一緒に座った高校1年生のお兄さんに、7x7のキューブのコツを伝授してもらいました。



同じ趣味を持つ仲間たちが集う、サークルみたいな印象。
キューブの中をあけてパーツを取り出し、ネジを少し緩めたり、ワセリンを塗って回転しやすくするなんて、息子くらいかと思っていたら、この世界では普通のことなのですね。
ガイは、「毎日、一日中、ここにいたい!」と叫んでいました。本当に楽しかったようです。

ガイは、3x3の普通のルービックキューブと、ピラミンクスの2種のトーナメントに参加しました。

3x3は、6面を完成させるのですが1人5回ずつタイムを測ります。最高タイムと最低タイムを除いた、3回の平均点で順位が決まります。

ガイの平均タイムは40秒ほどでした。始めてまだ2ヶ月なのに、すごいなあと思います。決勝に進出する人たちのタイムは17秒以下。優勝した人のタイムは何と8秒台でしたよ。

そしてピラミンクス(三角錐の形をしています)は、ガイ本人は5回すべて10秒以内というのを目標にしていたようですが、1回7秒台を出し、やった!という表情をしていましたが、それ以外は、すべて14秒位で、こちらも決勝にはいけませんでした。

そのときは少しガッカリしたようでしたが、色んなプレーヤーと話をして、自分のタイムはまだまだ上がる余地があると悟ったようです。もう次の大会にも参加したいと言っています。




オタク系ばかりかと思いきや、スポーツもやっていそうなプレーヤーも多かったですよ。ガイが仲良くしてもらった中学生、高校生のお兄さん達のうち、たまたま3人は空手の黒帯でした。ガイも空手をやっていて、黒帯を目指しているので、嬉しかったようです。

しかし、こんな目の前でルービックキューブの世界チャンピオンを普通に観戦できるなんて。。。

世界記録を持つような人には、一緒に写真を撮ったり、サインをもらったりしている人たちもいましたが、ガイはそういうことには全然、興味はないようでした。一緒に写真を撮りたかったミーハーな母は内心ちょっとガッカリ(笑)

モンテッソーリ教育のブログなので、モンテッソーリ教育の観点から私なりに感じたことを書いてみます。

モンテッソーリ教育を受けたから、ルービックキューブが得意ということではないと思います。息子の通うモンテッソーリ小学校のクラスでも、今のところ、ルービックキューブにはまっているのはガイ1人だけですし。ただ、モンテッソーリ教育を受けたこども達は、幼児期からずっと、先生からお仕事のやり方を見せてもらう時、先生のやり方をじっと観察する、そして真似をするという習慣が身に付いています。

自分の意志でお仕事を選び、繰り返し集中して取り組み、満足して次はもっと高度なことにチャレンジする、ということを普通に繰り返してきた、モンテッソーリ育ちの子ども達。

小学校高学年になると、それぞれに好きなことを見つけていきます。音楽だったり、科学だったり、コンピュータプログラミングだったり、スポーツだったり、子どもによって色々です。

そのときに先生やコーチ、先輩やお友達がやるのをじっと見つめる観察力、本や資料を読んで理解する読解力、集中力、あきらめずに自分もできるようになると信じて努力する忍耐力。

こういう力が、モンテッソーリ教育を受けて来た子ども達の共通点なんだろうな、と強く感じます。

ルービックキューブに興味を持ち始め、資料を読み込んだり、動画を見ながら何度も練習して、毎日楽しそうに過ごしている、10歳の今の姿は、

ガイが2歳だった頃、突然、家で「うがい」に興味を持ち、1日に30回もうがいの練習をして、ようやく満足そうな顔で、うがいをやめた姿や、

3歳だった頃、1から9の数字を書きたくて、でも上手に書けなくて、失敗作をゴミ箱に怒って投げ入れながら、何度も練習してようやく書けたときに、ほっぺを真っ赤にして「やったぞ!」という表情で、部屋から出てきた姿や、

彼が5歳になった頃、モンテッソーリ園で蝶結びの着衣枠に興味を持ち、先生のやり方をじっと見つめて、1人で何度も練習して、蝶結びが出来るようになって、嬉しそうに私に報告してきた姿と、ぴったり重なって見えます。

そして、自分が得意なことを周りの友達にもシェアしたい、教えてあげたい、手伝ってあげたいという気持ちを持つのも、モンテッソーリ育ちの子ども達の共通点かなと感じます。


そして私自身、ルービックキューブの大会の会場なんて、ガイを育てていなかったら一生知らなかったであろう世界に連れてきてもらえて、「ママの世界を広げてくれてありがとう」という気持ちでいっぱいになった一日でした。



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