ファーストレゴリーグという大会をご存知ですか?

世界最大の小中学生向けロボット競技会です。



各チームが、モーターやセンサー、コンピュータを積んだ自律型ロボットをレゴで作り、対象物を動かしたり、アームを伸ばして掴んだり、ボールを投げたりという動きをして得点を競います。

ロボット競技だけでなく、そのロボットのデザインを審査員の前でプレゼンテーションする他、リサーチのプレゼンテーション、コアバリューのプレゼンテーションという、3つのプレゼンテーションも審査内容に含まれます。

対象年齢は9歳から14歳まで。我が家の長男ガイは4年生で、今年から参加ができます。


モンテッソーリ小学校の4−6年生クラスの7人の子供達が集まり、チームが結成されたのが9月。

6年生1人、5年生3人、4年生3人で、うち女の子が2人です。

コーチはクラスメートのお父さん。


仲良しのクラスメートに誘われたガイは、もともとコンピュータでのプログラミングが大好きですし、レゴも大好きなので、本人がやりたいと言ったのはもちろんです。
私自身、この競技会のコンセプトが非常にモンテッソーリ教育にマッチするところがある、と感じました。


コーチの役目は、モンテッソーリの先生のようなものです。サポートはするけれど、主役は子供達。チーム名を決めることから、詳しいルールブックを読み込んで理解し、リサーチのタイトルを決めるのも、プログラミングもすべて子供達が協力して行います。

何か問題が発生しても、解決するは子供達自身です。

「子供達が困難な状況になったとき、自分たちで問題を解決できるようにサポートするのが好き」というコーチ役のお父さんは、素敵なモンテパパです。


そして、優れた動きをするロボットを作ることだけが評価される大会ではない、ということ。ロボットが最高得点でも入賞するとは限りません。

チームワーク、リサーチの内容、プレゼンテーション、困難をどうやって乗り越えたか、そんなことも、フィールド内外で審査されます。

そして、チームで協力しながら、数学や物理、科学、工学を楽しく学べるということ。
暗記ではない。講義を聞くのではない。子供が自分で調べ、自分で考え、自分の手を動かして学ぶということが何ともモンテッソーリ的です。


毎週2回、3時間ずつ、コーチの家(クラスメートの家)に集まり、競技内容や目的を正確に理解するところから始まり、リサーチをしてパネルを仕上げたり、プログラミングをしてロボットを製作したり、2ヶ月間、頑張ってきました。

同じモンテッソーリ小学校の4−6年生クラスのクラスメートでも、子供達はそれぞれ得意分野が異なります。プログラミングをしたことがない子もいます。
子供達はそれぞれ役割分担を決め、互いに協力しながらプロジェクトを進めて行きました。

2ヶ月間、大変なこともありました。チームで意見が一致せず、話し合いが長引いてプロジェクトが前に進まなかったこともあるし、学校で大きなイベントがあり、それが楽しみで楽しみで(笑)集中できなかったこともあります。


それでも、大会近くになり、ロボットが1つ1つのミッションを達成するたびに、子供達の気持ちが1つになり、集中力もあがっていくのを感じました。

ガイはルールブックを読み込んで理解して皆に説明する役から始まり、最後は他3人とプログラミングを担当したのと、他1人とロボットの操作を担当。

ロボットがミッションはたくさんあるのですが、苦労していました。うまく出来たと思っても常に同じ動きをするわけではなく、成功確率を上げるために、レゴを組み替えたり、プログラミングを変更したりと、トライアンドエラーの繰り返し。

その分、目的の動きの成功率がほぼ100%になると、「今日はミッションを達成できたよ!」とそれはそれは嬉しそうでしたよ^^ 自分がチームに貢献できた、みんなが喜んでくれた、という気持ちが、彼の原動力になりました。


次回に続きます。



息子達のチームのコーチは完全なボランティアです。お友達のお父さん、仕事もあるのに、毎週2日、3時間ずつ、チームのために仕事を早めに切り上げて時間を割いてくれました。コーチの奥さん(クラスメートのお母さん)は、お腹がすいた子供達のために、練習後に夕食を作って出してくれました。嫌な顔一つせず。。。。感謝してもしきれません。


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こんにちは。

ファーストレゴリーグ知っています!

娘が昨年埼玉大学でのレゴ教室のようなものに通い、
高学年の子たちが取り組んでいました。

娘は、スクラッチというプログラミングソフトを使い、
レゴを動かしていました。
一応どんなものを作るかは自分で考え、最後にはみんなの前でプレゼンをしてと、普段学校ではさせてもらえない自主的な勉強ができて楽しかったようです。

モンテっ子だったら、リサーチしたらりプレゼンは得意そうですね。
ガイ君は一番歳下ですが、上の子たちとのギャップのようなものはないですか。普段も縦割りだからうまくいくのかな。日本だと学校で縦割りでやるということが少ないので、規定として小4から中学とあっても、六年生なら六年生だけとかになりがちのような気がします。

大会楽しみですね。

普段はあまり優越をつけることのないモンテっ子が、勝ち負けをどう捉えるのかも気になります。

また教えてくだいね^_^




  • しゅんず
  • 2014/11/13 08:32
しゅんずさん、ファーストレゴリーグ、ご存知でしたか!理系に強い子供達が育つ、よい企画ですよね^^

スクラッチ、こちらの子供達にもとても人気があります。ガイもクラスメートから教えてもらって、スクラッチでゲームをプログラミングしていましたよ^^スクラッチでレゴが動かせるとは知りませんでした。ファーストレゴリーグは、マインドストームを使っています。

クリスマスプレゼントにマインドストームが欲しいと言い出し。。。高いので迷っています(苦笑)

プレゼンやリサーチは、モンテ小学校の子供達にとっては、学校で日常的にやっていることなので、本当に普段通りでした。ジャッジからの質疑応答の時間も、誰も緊張せず、手を挙げて一人ずつ答えていました。

4年生3人は、確かに背は5、6年生と比べると低いけれど、ギャップというほどの差は感じないですね。。。
ガイは4年生ですが9月生まれで4年生の中では一番年上ですし、5年生の子たちと半年も歳が違わないのです。4年生の女の子は早生まれ(8月)もいますが、二人ともしっかりしています。

そのうちの一人は、誰よりもプレゼンが上手で、顔を上げてジャッジの一人一人の目を見ながら、しっかりした口調で答えていましたよ。

マインドストームを最初から知っていたのは5年生の男の子1人だけで、その子が6年生の子に教え、ガイはその6年生に教えてもらいました。6年生の男の子と5年生の男の子が練習中に喧嘩もしたようですが、4、5年生の他の子供達が仲裁に入って収まったとコーチから聞きました。

昨日、ガイの4−6年生クラスに見学に行きましたが、3年生の男の子が途中から入って来ました。4年生の子と一緒にリサーチをしているそうなのです。すると、中学生の大きなお兄さんが入って来たのですが、6年生にパワーポイントの使い方を教えていました。クラス自体が縦割りというだけでなく、クラス間の行き来も多いのですね。

次の記事、楽しみにお待ちくださいね^^ 読んで下さってありがとうございます。
  • Asako
  • 2014/11/14 04:02
教えたり教わったりが日常なんですね。

お話をお聞きすると、ガイ君の学校は、子供ながらも、ひとつの立派な社会として成り立っているような感じ。素晴らしいなと思います。
  • しゅんず
  • 2014/11/17 21:46
しゅんずさん、

ああそれは常にそう感じますね!
小学校4−6年生になると、他のクラスだけでなく、地域のコミュニティや、他のモンテ校の生徒とも接する機会が出てきて、その社会が広がって行く感じです。

こんな環境で子供時代を満喫できてうらやましいなあと思ってしまいます(笑)
  • Asako
  • 2014/11/26 02:53





   

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