日本のモンテッソーリ教育の第一人者として活躍してこられた相良敦子先生が先日、亡くなられたという悲しいお知らせがありました。

 

私のモンテッソーリ教育との出会いは、今から10年前、長男ガイがまだ2歳の頃、ネット上に溢れる様々な幼児教育の情報に踊らされ、ドッツや絵カードの高速フラッシュなど、あらゆることを試し、「なんか違うような…。子供にとって本当に良いことなんだろうか」と疑問に思っていた頃に読んだ、相良先生の本でした。

 

モンテッソーリ教育には、奇抜なところがなく、子供をじっくりと観察した上で確立され、どの国の子供にも、いつの時代にも当てはまる普遍的なものと感じました。

 

その後、モンテッソーリ教育を勉強し、小さな息子が集中して物事に取り組み、うまくできないときは悔しそうに涙を流し、何度も何度も練習して、うまくできるようになるとほっぺを真っ赤にして満ち足りた表情で部屋から出てくるのを見たとき、「ああこれが相良先生の本に書かれていた敏感期、集中現象なんだ」と心から納得しました。

 

そして、息子達が「一人でできる」環境を準備することが、子供が寝た後の夜の間の、私の密かな楽しみとなりました。その後、通える範囲のモンテッソーリ園を探し、本で読んで「こんな感じだったらいいな」と思っていた以上の、素晴らしいモンテッソーリ園に出会うことができました。卒園後にモンテッソーリ小学校へ進学した時も、決断に迷いは一切ありませんでした。

 

モンテッソーリ教具のショップを始めたのも、日本ではまだまだ教具が高価で、先生方が子供の家をオープンして教具を揃えるのも大変だと知り、自分にできることで、もっとモンテッソーリ教育が日本で一般的になるように微力でも頑張ってみようと思ったのがきっかけです。

 

いつも「私の育児、これでいいのかな?」と思っていたのが、モンテッソーリ教育を勉強するにつれ、しっかりとした柱のある、ブレない育児になっていきました。

 

「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」等の相良先生の本を何冊も読んだことが、全ての始まりでした。これらの本に出会えて、モンテッソーリ教育を知ることができて、本当に良かった。私だけでなく、どんなに多くのお母さん達が相良先生の本で救われたことでしょう。マリア・モンテッソーリ女史の著書は難解なところがありますが、相良先生はそれを分かりやすく、いつも実例を挙げて説明してくださいました。

 

相良先生がこれまで長い間、日本のモンテッソーリ教育界を引っ張ってくださり、日本の子ども達のために全国を駆け回って尽力されてきたことに心からの感謝と敬意を込めて…ご冥福をお祈り致します。

 

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