我が家のヤギたち、1歳5ヶ月になりました。

ミニサイズのヤギなので、大人になっても中型犬くらいの大きさです。

 

 

ヤギは1歳を過ぎると妊娠してもOKなんですよ。妊娠期間は5ヶ月。来年の春、少し暖かくなってから赤ちゃんが生まれた方がいいので、今が交配に適した時期です。(気候によって、あるいは飼い主の事情によって適した時期は異なります。)

 

 

とはいえ、我が家には雄ヤギはいないのです。雄ヤギって、強烈に臭いのです。臭ければ臭いほど、セクシーなんだそうです(笑)

 

しかも雌ヤギとは別のヤギ小屋で育てないといけないし、牧草地も雌ヤギとは別の場所を準備しないといけません。同じ牧草地に雄ヤギ、雌ヤギを一緒に入れてしまうとNGなのは、妊娠していても攻撃(?)されたりして雌ヤギが危険だから。

 

そもそもヤギを飼い始めたのはヤギミルクが欲しいからで、ミルクを出すには妊娠して赤ちゃんヤギを産んでもらわないといけません。(ちなみにニワトリは雄がいなくても卵を産みます。)

 

妊娠するには方法は2つあります。

 

1つは雄ヤギのオーナーさんに雄ヤギを借りる、またはうちのヤギたちを雄ヤギのいるファームへ連れて行き、一緒に過ごさせてもらう。この方法にしたかったのだけど、貸し出しをしてくれる良い雄ヤギが、車で行ける範囲で見つからず断念しました。

 

それに、雌ヤギが発情期になるのは月に1回、2日間だけです。「発情期になったから今日連れて行ってもいいですか?」なんて雄ヤギのオーナーさんになかなか言えないですし、万が一オーナーさんのご都合が悪かったらもうアウトです。

 

優秀な雄ヤギ選びは良い子ヤギが生まれるためにとっても大切なんですよ。

 

もう1つは冷凍した雄ヤギのタネを人工授精させる方法です。我が家はこちらの方法にしました。何と言っても人工授精の良いところは、優秀な雄ヤギを選べるところです。

 

毎年ヤギの協会が催す全米規模の雌ヤギのショーがあるのですが、そこでチャンピオンになったことのある、優秀な雌ヤギの双子の雄ヤギを選びました。ミルクをたくさん出してくれるヤギが生まれる確率がグンと高くなります。

 

この人工授精をやってくれる獣医さんはそんなに多いわけではないのですが、うちのヤギの獣医さん(家から15分)はやってくれるので非常にラッキーです。(獣医さんでなくてもヤギの人工授精をやってくれる業者さんはいますが。)

 

実際に人工授精させる日は明日なのですが、これまで1週間、しっかりそのための準備をしてきました。

この私がヤギに注射までしました。看護婦さんのように上手くできず、針を抜こうと思ったら針が刺さったままになってしまって、ヤギが今まで聞いたこともないような悲鳴をあげたりして(涙)もうこれまでの人生で経験したこともないようなことばかりです。

 

獣医さんの指示通り、今日は午後3時に餌をあげるのをやめ、午後11時にお水もやめました。発情も始まったようで、いつもよりメーメー鳴いています。いよいよ、明日は人工授精当日。獣医さんのところに連れて行きます。

 

妊娠の成功確率は50−70%。

 

うまくいくといいなあ。

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